書籍詳細

判例タイムズ 1380号 12/1号 (2012年11月25日発売)

判例タイムズ 1380号 12/1号 (2012年11月25日発売)

判例タイムズ社

【論説紹介】遺言無効確認請求事件を巡る諸問題/東京地方裁判所民事部プラクティス委員会第二小委員会 畠山 稔・鈴木 尚久・澤村 智子・行川 雄一郎・橋本 繭子・鈴…

2,057円(税込)

目次

判例タイムズ 1380号 12/1号 (2012年11月25日発売)

【論説紹介】

遺言無効確認請求事件を巡る諸問題
/東京地方裁判所民事部プラクティス委員会第二小委員会
畠山 稔・鈴木 尚久・澤村 智子・行川 雄一郎・橋本 繭子・鈴木 伯康・今村 健太郎…4

家事法研究会(6)遺言執行に関する諸問題
遺言執行者の職務権限について/雨宮 則夫…29
遺言の執行実務に関する諸問題/赤沼 康夫…41
遺言執行に関する諸問題/遺言の執行と遺言執行者の権限について…犬伏 由子…54

執行法制研究3
アメリカ法における民事執行の実効性確保とわが国への示唆/三木 浩一…63

裁判員裁判における法律概念に関する諸問題21[大阪刑事実務研究会]
中止未遂(上)/西田 眞基・木山 暢郎・福島 恵子…75

【判例紹介】全16件

憲法裁判例
1(東京地裁平23.12.19判決[平23(ワ)20551])…93
 難民認定を受けていたイラン人に対しイラン国籍を理由とする安全保障上の配慮に基づいてされた国立大学附置研究所の研究生としての入学不許可の決定が,国籍を理由として不合理な差別をしたもので憲法14条1項及び教育基本法4条1項に違反し無効であるとして,入学不許可決定の無効確認請求が認容された事例

行政裁判例
[行政争訟法]
2(東京高裁平24.1.16判決[平22(行ケ)20])…102
 貨物船が係留中の潜水士船に衝突した海難における貨物船船長の過失の存否と海難審判裁決の適否

労働裁判例
[個別的労働関係]
3(神戸地裁尼崎支部平24.4.9決定[平24(ヨ)13])…110
 債務者が,身体障害者である債権者に対し,従前行っていた勤務配慮を行わないこととすることが公序良俗ないし信義則に反すると一応認めた事例

民・商事裁判例
[民 法]
4(東京地裁平23.12.28判決[平21(ワ)21388])…117
 原告が履行した委託業務によって再生会社のリファイナンスが完了したとは認められないとして,リファイナンス等に関する業務委託契約に基づく報酬支払請求が棄却された事例

5(東京地裁平23.9.21判決[平22(ワ)4148])…131
 即決和解が錯誤により無効である旨の主張が排斥された事例

6(東京高裁平23.12.7判決[平23(ネ)5373])…138
 投資ファンドの違法な勧誘行為につき,販売会社の代表取締役甲と,関係会社の代表取締役乙及び取締役丙との共同不法行為の成立を認め,甲,乙,丙及び関係会社のほか,販売会社の取締役丁を含め,顧客に対する損害賠償責任が認められた事例

7(東京地裁平23.7.20判決[平22(レ)2061])…146
 既に弁済を受けていた債権について,弁済の事実を主張をしないまま,請求認容の確定判決を得て,これに基づき強制執行をしたことが,不法行為を構成するとはいえないとされた事例

8(新潟地裁平22.12.28判決[平21(ワ)229])…152
 公共工事の指名競争入札における談合に基づく損害賠償請求権について,時効による消滅が認められた事例

9(広島地裁平23.2.23判決[平20(ワ)1225])…160
 口蓋扁桃摘出の手術を受けた患者が術後に低酸素脳症を発症し,現在も遷延性意識障害,四肢麻痺の状態で入院している場合において,麻酔の再導入にあたり,意識下挿管法を選択すべきであったのに,迅速導入法を選択して指示した担当医師に過失があるとして,病院の債務不履行責任及び不法行為責任(使用者責任)を認めた上で,選択的併合の関係にある両請求のうち,不法行為に基づく請求を認容した事例

[商 法]
10(東京地裁平24.3.15判決[平19(ワ)25583])…170
 1 非上場会社における自己株式の処分について,著しく不公正な価額(特に有利な価額)によって行われたものではないとして,取締役らの損害賠償責任等が否定された事例
 2 非上場会社における第三者割当による新株発行について,旧商法280条の2第2項所定の有利発行に関する株主総会の特別決議を経ないで行われた法令違反があるとして,取締役らに公正な価額と発行価額との差額を賠償する責任があるとされた事例

[知的財産]
11タケプロンOD錠事件(知的財産高裁平22.12.22判決[平21(行ケ)10062])…190
 発明の名称を「急速崩壊性多粒子状錠剤」とする特許権の存続期間延長登録出願について,医薬品についての処分が特許発明の実施に必要であったというためにはその処分によって特定される「物」,すなわち,「有効成分」が特許発明の構成要件として明確に特定されていることを要するとした審決が,取り消された事例

12(知的財産高裁平22.5.12判決[平21(行ケ)10380])…202
 本件商標「和幸食堂」からは,全体に対応した称呼及び観念とは別に,「和幸」の部分に対応した「ワコウ」の称呼も生じることを前提に類否判断を行い,本件商標が商標法4条1項11号に該当するとされた事例

13(大阪地裁平23.10.3判決[平22(ワ)9684])…212
 1 商品の機能そのもの又は機能を達成するための構成に由来する形態が不正競争防止法2条1項1号の商品等表示に当たらないとされた事例
 2 独占的販売権者も同法2条1項3号による保護の主体になるとされた事例
 3 原告商品の形態について,商品の機能を確保するために不可欠な形態などには当たらないとされた事例
 4 同法5条1項ただし書の適用が認められた事例

[諸 法]
14(東京地裁平23.11.17判決[平23(レ)26])…235
1 権利能力なき社団が「消費者」(消費者契約法2条1項)に該当すると判断された事例
 2 旅館の定めた取消料の一部が「平均的な損害」(消費者契約法9条1項)を超えるもので無効であると判断された事例

15(東京地裁平23.7.6判決[平22(ワ)15626])…243
 1 政党が党員に対してした除名処分の有効性には裁判所の審査権が及ばないとされた事例
 2 裁判所は上記除名処分の違法性を審査できないとして,除名処分を原因とする不法行為の成立が否定された事例

刑事裁判例
[刑 法]
16(東京高裁平22.7.14判決[平22(う)594])…251
 従業員寮内で知人を包丁で刺殺したという殺人の事案において,被告人に心神耗弱とともに誤想過剰防衛が成立するとした原判決に,被告人が誤想したとする具体的な急迫不正の侵害についての事実の認定判示を欠いた理由不備の違法があるとされ,かつ,誤想過剰防衛の成立が否定された事例

「判例タイムズ」のバックナンバー

他にも1472件のバックナンバーがあります