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判例タイムズ 1345号 6/15号 (2011年06月10日発売)

判例タイムズ 1345号 6/15号 (2011年06月10日発売)

判例タイムズ社

●記事紹介倉田卓次先生を偲んで倉田卓次の思い出/石川義夫知の巨人倉田卓次さんとの思い出/田尾桃二倉田卓次さんの大きな世界/中野貞一郎倉田さんのことー思いだすまま…

2096円(税込)

目次

判例タイムズ 1345号 6/15号 (2011年06月10日発売)

●記事紹介

倉田卓次先生を偲んで
倉田卓次の思い出/石川義夫
知の巨人倉田卓次さんとの思い出/田尾桃二
倉田卓次さんの大きな世界/中野貞一郎
倉田さんのことー思いだすままに/伊藤滋夫
思い出すことども/加茂紀久男
碩学倉田さんを偲ぶ/篠田省二
追 悼 倉田卓次さん/渋川 満
教育者としての倉田さん/柏木邦良
倉田さんのご指導とご厚情に感謝して/並木 茂
交通事故による損害賠償算定の基準について/田中康久
倉田卓次先生の想いで/佐々木一彦
倉田さんとの思い出/大野市太郎
倉田「所長」の思い出/嘉村 孝

遺留分減殺請求訴訟における遺留分算定について
ー計算シートによるモデル訴状の提案/東京地方裁判所プラクティス委員会第三小委員会

判例展望民事法50
詐害行為取消権(上)
ー近似の裁判例を概観しつつ若干の検討を加えて/西村真人

独占禁止法の新たな展開23
多摩地区入札談合(東京都新都市建設公社)事件13判決の意味するもの(下)/村上政博

実務現代刑事法(その3)
ー刑事の裁判に関するワンポイントアドヴァイス集/植村立郎

ブック・レビュー
坂本慶一著『新要件事実論ー要件事実論の生成と発展』
もう一つの要件事実論入門/加藤新太郎

●判例紹介
最高裁判例
[租税法]
1(最高裁第二小法廷平23.3.25判決)
1 家屋の建替え中のため固定資産税の賦課期日に地方税法(平成18年法律第7号による改正前のもの)349条の3の2第1項所定の居住用家屋が存しない土地に係る当該年度の固定資産税及び都市計画税につき,同条2項1号,地方税法702条の3第2項各所定の住宅用地に対する課税標準の特例の適用があるとされた事例
2 家屋の建替え中のため固定資産税の賦課期日に地方税法349条の3の2第1項所定の居住用家屋が存しない土地に係る当該年度の固定資産税及び都市計画税につき,同条2項1号,同法702条の3第2項各所定の住宅用地に対する課税標準の特例の適用がないとされた事例

2(最高裁第三小法廷平23.3.22判決)
給与等の支払をする者が判決に基づく強制執行によりその回収を受ける場合における源泉徴収義務の有無

3(最高裁第二小法廷平23.2.18判決)
香港に赴任しつつ国内にも相応の日数滞在していた者が,国外財産の贈与を受けた時において,相続税法(平成15年法律第8号による改正前のもの)1条の2第1号所定の贈与税の課税要件である国内(同法の施行地)における住所を有していたとはいえないとされた事例

[民事訴訟法]
4(最高裁第三小法廷平23.3.9決定)
抗告事件を終了させることを合意内容に含む裁判外の和解と抗告の利益

5(最高裁第三小法廷平23.2.15判決)
給付の訴えにおける原告適格

憲法裁判例
[憲 法]
1(東京高裁平22.6.21判決)
1 裁判官でない者が刑事裁判に関与することを定める裁判員法は憲法80条1項に違反するか(消極)
2 裁判員の参加する合議体は憲法76条2項にいう特別裁判所に当たるか(消極)

行政裁判例
[行政法一般]
1生活保護老齢加算廃止福岡訴訟控訴審判決(福岡高裁平22.6.14判決)
老齢加算の廃止等を内容とする生活保護基準の改定及びこれに基づいてなされた保護変更決定が生活保護法56条に違反するとされた事例

[租税法]
2(大阪地裁平22.6.24判決)
ゴルフ場及び遊園地として使用されている土地の固定資産税に係る固定資産課税台帳における登録価格が「適正な時価」を超えているとして,当該登録価格を維持した固定資産評価審査委員会の決定のうち適正な時価を超える部分が取り消された事例

労働裁判例
[個別的労働関係]
1(東京地裁平22.10.19決定)
労働審判法24条1項によって労働審判事件が終了した場合において,申立人からの裁判所に対してされた「労働審判事件の手続費用を相手方に負担させる」との決定を求める申立てについて,手続費用を申立人の負担とさせない特別の事情があるとは認められないとして,却下された事例

民・商事裁判例
[民 法]
1(高松高裁平22.9.28判決)
いわゆる求償権制限特約が付された金銭消費貸借及び連帯保証契約において,一部弁済者から他の連帯保証人に対する求償請求が認められた事例

2(東京高裁平23.4.21判決)
貸金業関係グループ会社の企業再編のため,ある会社の貸金債権を別会社に移行させる契約を締結し,併せて顧客に対する債務につき当該別会社が並存的債務引受をしたが,1年半後に債務引受を撤回する変更契約をした事案につき,債務引受後まもなく行われた顧客との間の切替契約において,顧客が債務引受についての受益の意思表示をしたものと認めた事例

3(大阪地裁平22.8.26判決)
売主の代理人として投資信託の受益証券を販売した銀行の担当者の勧誘につき,適合性原則違反,説明義務違反があり,不法行為の成立が認められた事例

4(大阪地裁平21.12.4判決)
1 弁護士の守秘義務違反を理由とする慰謝料請求が認容された事例
2 弁護士である被告の依頼者である原告に対する委任契約に基づく報酬請求権の消滅時効の起算点は,原告が被告に対し訴訟代理人から解任する旨を通知した時であるとして,上記報酬請求権は短期消滅時効によって消滅したと判断された事例

5(東京高裁平22.10.28判決)
交通事故で死亡した鉄道会社従業員について,事故に遭わなければ,定期昇給をして定年まで勤務を続け,定年後65歳までは再雇用されていたものとして,逸失利益が算定された事例

[商 法]
6カネボウ普通株式保有株主集団損害賠償請求事件(東京地裁平23.1.27判決)
1 種類株式を買い付ける者は,普通株式まで公開買付けする義務はないとされた事例
2 口頭弁論終結直前になって種類株式の買付けの違法に加えて普通株式の公開買付けの価格が適正でない主張を追加することは許されないとされた事例

[知的財産]
7(知的財産高裁平23.1.31判決)
名称を「換気扇フィルター及びその製造方法」とする発明において,容易想到性の判断に当たり,当該発明が容易であったとするためには,「課題解決のために特定の構成を採用することが容易であった」ことのみでは十分ではなく,「解決課題の設定が容易であった」ことも必要となる場合があり,「解決課題の設定が容易であったこと」についての判断は,証拠に基づいた論理的な説明が不可欠であると判示し,課題解決設定及び解決手段の達成の容易想到性について証拠を基礎とした論理的な説明が示されていないとして,審決が取り消された事例

8SLDVD事件(知的財産高裁平22.11.10判決)
1 蒸気機関車を撮影した映像の著作権者に無断で当該映像を編集した放送番組を収録したDVDを販売した会社に対する著作権及び著作者人格権侵害に基づく損害賠償請求訴訟において,著作権者に過失があるとまで認めることは困難であるとして,過失相殺(1割)を認めた原判決の判断が否定された事例
2 著作権法114条3項による損害を算定するに当たり,映像の複製権侵害は,実際に販売されたDVDの枚数のみならず,納品された枚数において生じているものであるとして,著作権者が受けるべき著作権料相当額につき,原判決を変更して,納品枚数について損害が算定された事例

刑事裁判例
[刑事訴訟法]
1(東京高裁平22.5.26判決)
裁判員の参加する合議体により,4件の性犯罪について有罪と認定した上,被告人を懲役13年に処した事案について,原判決後に,1件の被害者との間で示談が成立し,賠償金が支払われたことを理由として,原判決が破棄された事例

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